理想と現実のギャップ

歳を重ねれば重ねるほど
新しい事を始めるのは大変
しかも音楽を始めるとなると
理想の音楽はとってもカッコよく
いざ自分でやってみると愕然とする
なんてことはよくある事

今年に入ってからyukaが教え始めた
我が音気楽工房の最高齢８９歳のウクレレの生徒さん
工房祭ではいつも弾き語りを披露して下さるのですが・・・
ジャズっぽく歌えるようになりたい
との事でyukaが吉村先生のサポートで教える事になりました

最初はリズムや発声や発音を試行錯誤しながら
彼の限界を探りながらのレッスン
でもお歳がお歳ですから
日替わりの体調とご気分
しかもレッスンを重ねれば重ねるほど自己嫌悪に陥ってしまうようで
トニーベネットやシナトラとご自身の歌を比べてしまったり
そりゃあ誰でも自己嫌悪になるわなぁ・・・
yukaだってそんな事ばっかだよ～なんて話をしながら
でもやりたいなら自分が楽しきゃいいじゃん！
練習あるのみ！！
と、ドンドン一緒に歌っちゃったりすると
何だかいつも元気になって帰っていかれます

そんな事を繰り返しているうちに
彼の分かりやすい譜面の作り方を発見

一拍が一マスになるようにして
どこのタイミングで言葉が入るか書いて
それを見ながら
ウクレレはひたすらBeatを叩きながら歌う練習
工房祭の課題曲として３，４カ月は続けたかな？
最初は雲を掴むようで
何度も挫折しそうだったけど諦めずに続けて
今日初めてウクレレをコード弾きしながら歌ったら
何だかジャズっぽく出来ちゃいました！！
パチパチパチ～！
すごい！
いくつになっても練習すれば上達するって立証してくださいました！
ご本人も嬉しそうだったぁ
あ～もう今日はこれだけで
yukaは幸せ～

工房祭のパフォーマンス楽しみです