生まれて3歳くらいまででしょうか、その子の良いとこばかりを探し見つけ(あるいはでっち上げ)誉めつくす。誉めた本人の自己満足でもある。ところが4歳くらいから状況が大いに変わり、悪いとこばかりを見つけ出しけなす、怒る、攻める。他との比較が始まり、**ちゃんはこんなことができるのにあんたったら・・・とか始まる。それからの彼・彼女の人生はまさにこの「比較」のために翻弄され続けることになる。ほとんどの場合(百点取るとか営業成績で貢献するとかよっぽどのことをしない限り)褒められたり認められたりすることがなくなる。そうすると、奮起してよっぽど頑張っちゃうか自己満足に浸るか完全にあきらめるかなのである。
人間関係がうまくいかない最大の原因は相手を認めないことである。人を誉めることがすっかりなくなってしまった現代社会。それは個々に余裕がないからである。余裕のない状況を国家が作ってしまった。けなす、陥れることに一生懸命になって、自分を守る。自己防衛最優先なのである。
より良い関係をとりもどしたかったら、ほめる・認めるなのである。壊れてしまった夫婦関係のそこのあなた、原点に戻って奥さんを、旦那さんを誉めてみませんか!・・・もう手遅れか!