ヴォーカル(ボーカル)レッスンでは、
まず、思ったように声を出すためのウォーミングアップをします。
健康な楽器を、より良い状態にしていくために、心と体の緊張をほぐしていきます。
筋肉を緩め、血液の流れ、体の隅々を感じながら歩いたり、
ストレッチしながら発声練習をします。
頭のてっぺんから足の裏、指先一本一本、
身体中の骨と筋肉のつながりを感じていくことを、先生が誘導してくれるので大丈夫。
ヴォーカル(ボーカル)レッスンスタイルは一人一人のもともとの癖や、
骨格に合わせたオリジナルメソッドです。
ウォーミングアップの後、さぁ、曲を歌いましょう。
リズムに言葉を自然な形でのせること、心と体で言葉を感じ表現していくこと、
曲になるとうまくいかないフレーズや言葉などの解決の仕方を丁寧に指導します。
自分の体が鳴った時、今まで聞いたことなかった声を自分自身で聞いたとき、
自分の体(楽器)が無限の可能性をもち、世界で一つしかない素晴らしい楽器であることに感動することでしょう!
ジャズヴォーカル(ジャズボーカル)というと敷居の高いイメージを持たれがちですが、
年齢や男女問わず楽しめる大人の習い事として人気があります。 昔良く聴いたジャズスタンダードを歌いたい、英語で歌を歌ってみたいという方はもちろん、何か音楽を趣味に持ちたいけれど、今から楽器を始めるにはちょっと自信がないな、という方にもおすすめです。
現在ジャズスタンダードと呼ばれる楽曲は20世紀前半から中頃の古き良き時代に生まれた曲が中心で、有名な曲では「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」等があります。
スタンダードの多くが1940~60年代に映画化されたミュージカルの挿入歌で、「私のお気に入り」はサウンド・オブ・ミュージックに使われた楽曲で現在でもCMに使われていたりと、ジャズに詳しくなくても馴染み深いスタンダード曲は数多くあります。
音気楽工房のジャズヴォーカル(ジャズボーカル)レッスンでは、ジャズスタンダードの他、
映画音楽の主題曲(ムーンリバー、いそしぎ等)や
ブラジル発祥のボサノバ(イパネマの娘、ワン・ノート・サンバ等)
アメリカンポップスの幅広い楽曲を題材に発声、英語の発音
リズムの取り方、歌い方を丁寧に指導いたします。
こんな曲が歌ってみたいのだけど、
という具体的なリクエストも大歓迎です!
また、歌うことにコンプレックスを持っている方、
声に自信のない方も是非ご相談ください。
声を出すことは健康にも良く、
発声方法を変えればストレスなく
楽しく歌えるようになります。
ぜひ、ジャズヴォーカルの魅力を体感しにいらしてください!
1993年4月、映画、「シスター・アクト(天使にラブソングを)」が公開され、
翌年の続編「シスター・アクト2」と続けて大ヒットするとともに、日本でゴスペルブームが起こりました。
ゴスペルとは福音、神様からの良いお知らせのことです。
私たちが一般的にゴスペルと表現しているのは、ブラック・ゴスペル・ミュージックのこと。
賛美歌にアフリカの音楽が混ざり、スピリチュアルズ(黒人霊歌)、ブルースの要素が加わって、
20世紀のはじめ、ゴスペルの父と呼ばれるブルース・シンガーの
トーマス・ドーシー(Thomas A. Dorsey)によって形作られました。
みなさんがご存知の通り、もともとはキリスト教の教会で、神様を賛美するために歌われたものなのです。
アメリカ大陸へ連行されたアフリカ人奴隷たちに、プロテスタントの白人牧師が、イエス・キリストの教えを伝えると、
彼らは、聖書の言葉や賛美歌の歌詞に自由への希望を見いだし、キリスト教を受け入れ、祈り、歌いました。
同時に、一日の労働を終えた夜遅くに、雇い主に気づかれないように集まり、祈り、歌い、踊り、神様に救いを求めました。
このHush Harbor(見えない教会/隠れた教会)で、黒人霊歌は誕生しました。
リーダーと会衆のコール・アンド・レスポンス(かけあい)、精神の高昇、まさに私たちがイメージするゴスペルの原型は、
そこから始まりました。
黒人霊歌の歌詞には、隠れた意味を持つものがあり、逃亡の手助けの暗号としても使われました。
19世紀後半、奴隷解放後の1966年に創設された黒人学校Fisk Schoolの財政難解消のために結成されたFisk Jubilee Singersは、
白人の前でスピリチュアルズを歌い、寄付金を集めました。
聴衆から高い評価を受けて、1873年に増員してヨーロッパ・ツアーに出かけ、数ヶ国では王室の前でパフォーマンスをしました。
黒人霊歌は、優秀なアレンジャーの手にかかり、合唱や独唱のスタイルで、好まれて歌われるようになりました。
一方で、奴隷解放後、仕事や自由を求めて北上した人々は、孤独、貧困、差別との戦いに苦しみました。
そんな中で彼らが信じて通った教会では、スピリチュアルズはピアノやコルネットなどの世俗音楽の楽器で演奏されました。
聖と俗の音楽の交流です。
天才音楽児で、牧師の息子であったトーマス・ドーシーは、ブルース・シンガーとしてデビューし、
大恐慌後、貧困に苦しむ人々を励ますいくつもの曲を作り、それらを初めてゴスペル・ソングと呼びました。
「どんなときも、神様は愛してくれる。神様を信じて生きよう」というシンプルなメッセージでした。
ソロ・シンガー、カルテット、ロックやR&Bへの接近、現在私たちが「ゴスペル」とひとことで表現しているクワイアの形式と、
時代とともに、ゴスペルは様々なスタイルを生み出しました。
スティービー・ワンダー、ホイットニー・ヒューストン、ビヨンセやアリシア・キースも、
幼少時代、教会でゴスペルを歌って育ったのです。
プロフェッショナルなヴォーカリスト(ボーカリスト)たちに体調管理は必要不可欠です。
夜更かしをしない。
歌う前の日はお酒を控える。
友人とお茶をするときも、静かなカフェを選び、無駄に声を疲れさせない。
空気の悪いところはできるだけ避ける。
寒さを感じたら、一枚着るより一枚首に何かを巻く。
体が疲れたときは、無理せずしっかり休む。
そして、普段から楽しいことを見つけたり、イライラした時は考え方などフォーカスを変えて思いきり自分自身をハッピーにしておきます。
体調管理はわかるけど・・自分自身をハッピーにするって?
イライラした時、悲しい時の体はどうなりますか?
体が委縮しますね。すると呼吸が浅くなり、楽器(体)がならないからです。
すごく感動して声を発するときって、まずは体が喜び体中勝手に膨らみませんか?
できるだけ心も体も解放しておくことが重要なんですね♪
深い呼吸はストレスに強い体を作ります。