サックス科
講師紹介
サックス(サキソフォン)ってどんな楽器?
サックスの正式名称は『saxophone』サクソフォンやサキソフォンと読まれます。
金属で出来てるけど、実は木管楽器の一種です。
クラリネットやオーボエのように「リード」という葦で出来ている
木の切れ端みたいなものを付けて音を出すからです。
このサックス(サキソフォン)、
映画やテレビなどで目にした事がある人は多いと思います。
(映画『ニューヨーク・ニューヨーク』でロバート・デ・ニーロが吹いていたり、
邦画でも『スウィングガールズ』で上野樹里さんが吹いていたりするので
是非見て下さい!)
サックス(サキソフォン)にはたくさん種類がありますが、
中でもよく使われるのは
ソプラノサックス、
アルトサックス、
テナーサックス、
バリトンサックスの4種類です。
この四本で構成されたサクソフォン四重奏は
他の楽器では成し得ない独特な豊かな響きを愉しむ事ができます。
一般的にはJAZZのイメージが強いサックス(サキソフォン)ですが、
今日ではクラシック界でもサックス(サキソフォン)は定番になってきました。
管楽器の中で最も人間の肉声に近いとされているサックス(サキソフォン)。
様々なジャンルで愛されています。
サックス(サキソフォン)科のレッスンってどんなことするの?
初めてサックス(サキソフォン)を吹く方には吹き方だけではなく、サックス(サキソフォン)の持ち方、置き方、掃除の仕方などの楽器の扱い方から覚えます。
そして、すぐに音を出す練習に入ります。
管楽器というとなんだか特殊な楽器に思えて音を出すのが大変そう...
と思われる方もいらっしゃると思いますが、そんなことはありません!
サックス(サキソフォン)はとても吹きやすいので初めて楽器に触る方でも皆さん15分もあれば音が出せるようになります。
音気楽工房にいらした初心者の生徒さんはみなさん初回で音が出せるようになって、早い方だと1オクターブの指遣いをマスターされる方もいらっしゃいます。
経験者の方にはより細かい奏法をレッスンしています。
部活で吹いているけれどうまくいかない...
吹きたい曲があるけれどどうすればいいのか...
そんな方も是非音気楽工房にいらして下さい!
大概は勘違いから変な癖が付いていたり、練習方法が間違っていたり...いずれもちょっとした事が引っかかってしまっているだけなのです。
でも、そのちょっとした事はなかなか自分では見つけにくい物です。
そんな方の上達のサポートもします。
初めてサックス(サキソフォン)を持つ方から、もっと上手くなりたい、プロになりたい、という方まで、音気楽工房にお任せください!!
サックス(サキソフォン)のまめ知識
サックスは1846年に発明されました。
当時もちろんオーケストラは存在しており、今日まで残る名曲もたくさん完成して人々に愉しまれていました。
その豊かなサウンドは今と同様、当時も人々に愛されていたのです。
しかし、弦楽器を除き管楽器のセクションだけ取り出すとトランペットなどの金管楽器と
フルートやクラリネットなどの木管楽器のサウンドがどうも混ざらない…
何か架け橋になるような楽器ができないだろうか…そんな思いがきっかけとなり開発されました。
楽器の中では珍しく特許を取得した楽器です。
サックスを発明したのはベルギー人のアドルフ・サックス。
ベルギーでは紙幣に肖像が使用されたり、彼の名前を使ったアドルフ・サックス通りという場所がある程有名な人物です。
”sax-phone” "私(サックス)の音"
彼にとって自分の名前をつける程にこの楽器が自信作だったのではないかと推測できます。
開発されてからアメリカに渡ったサックスはまずJAZZの世界に広く浸透していきます。
チャーリー・パーカーやコールマン・ホーキンスなど名演奏家の登場もこれを後押ししました。
その後クラシックの世界にも浸透し、『アルルの女』『展覧会の絵』など
今まで加わることのなかったオーケストラの管楽器セクションに加わるまでとなりました。