現在、一般的に使われているピアノ。
鍵盤はいくつあるか知ってますか?
ピアノの鍵盤は88鍵です。
ピアノの一番低い音は、オーケストラの一番大きくて一番低い音が出る「コントラバス」よりも低いのです。
そしてピアノの一番高い音は、オーケストラの一番小さくて一番高い音が出る「ピッコロ」よりも高いのです。
だからピアノが「楽器の王様」と言われるんですね。
皆さん音楽の三要素って知ってますか?
「リズム」と「メロディー(旋律)」と「ハーモニー(和音)」です。
ドラムとかパーカッションだと多少高い低いはあるにしても、ほかの楽器みたいにメロディーやハーモニーは作れませんね。
「リズム」のある「メロディー」が奏でられるヴァイオリンなどの弦楽器、フルート・トランペットなどの管楽器は多少音を重ねることは出来ても、一人で綺麗にハーモニーを出すことはできませんね。
ところが、ピアノが一台あれば、独りでもメロディーとハーモニーを奏でることができるのです。
ピアノってこんなにすごい楽器なんです。
●ジャズ・ポピュラーピアノ科
譜面が読めないんだけど、
ピアノって弾けるのかなぁ・・・
と二の足踏んでる人いませんか?
今から「バイエル」とかやりたくないし。。。
そんなあなたにぴったりのピアノレッスンがあります。
いわゆるコード奏法と言われるもので、
ピアノで使うCMelo譜面はト音記号で
メロディー(旋律)が書いてあり、
上に「C7」とか「Abdim」とか英語のような暗号のようなものが書いてあるのです。
この暗号が正に「コード」というもので、基本は6種類くらいしかないのです。
後はそれを色んな高さでピアノで弾けるようになればOK。
なんだか出来そうでしょう?
しかも音符を読むのはメロディーだけなので、クラシックの譜面のように複雑ではありません。
ポピュラーとジャズは基本は同じなのです。後何が違うかというと、そのCMelo譜の料理の仕方です。
ピアノなら独りで色んなリズムとハーモニーを奏でることができます。
8ビートとか4ビートとか16ビートとかファンクとかボサノヴァとかスウィングとか、
ピアノで色んなリズムを作ることが出来るのです。
そのリズムの種類でポップスだったりスウィングジャズだったりラテンだったりするのです。
後は、ジャズ独特のアドリブの世界。
それはそれは難しそうですけど、自分のその日のフィーリングがピアノで表現できたら素適でしょう?
ちょっとややこしい理論は色々ありますが、理論馬鹿の頭でっかちにならないように、実践的な事をじっくりやりながら丁寧にレッスンしていきます。
ジャズの世界に「絶対」はありません。
アドリブは、今の自分を表現すれば良いのです。
それが、カッコ良く聞こえるかどうかはまた別の問題で、すべてのジャズミュージシャンが「いかに自分らしくカッコ良く表現できるか」を日々研究してるのです。
すべての芸術に共通して言える事ですが、ジャズピアノも正解はないのです。
音気楽工房のジャズピアノの生徒さんたちは、皆さんそれぞれのレベルでそれぞれのペースで楽しく音楽しています。
「どんなふうにピアノを弾けるようになりたいか」生徒さんによって様々です。
ある人は「漠然とピアノが弾けたらなぁ、と思った」とか
ある人は「パッと見てメロディーに伴奏がつけれるようになりたい」とか
ある人は「バンドでピアノ頼まれたんだけど、コードがさっぱり分からないから読めるようになりたい」とか
ある人は「友達の結婚式で弾きたい」とか
ある人は「クラシックは弾けるけどジャズピアノが弾けるようになりたい」とか
ある人は「弾き語りができるようになりたい」とか
ある人は「アドリブがちゃんとできるようになりたい」とか
沢山わがまま言ってください。それが出来るにはどうしたら良いかを丁寧に出来るまで教えます。
上手い下手は関係ありません。
どれだけピアノを弾きたい気持ちがあるかです。
ぜひ始めの一歩を踏出してみてください。
今まで知らなかった楽しい世界が待ってますよ!!
●クラシック・ポピュラーピアノ科
ピアノで憧れのショパンの曲を弾いてみたい!
ベートヴェンの月光を弾いてみたい!
でも、初心者だし・・・ピアノもう何年も弾いていないし・・・。
等々、音気楽工房ピアノ科ではそんな悩みを解決します。
「ト音記号ってな〜に?」「大譜表って??」などなど、ガッツリ基礎からピアノを学びたい!
そんな方には楽譜の読み方や記号の謎などマメ知識にもなるようなことからご説明します。
そしてピアノを弾くにあたっての「姿勢・手の形」などピアノを弾く「いろは」からご説明します。
でもつまらない練習曲とかバイエルとかやりたくないし・・・クラシックピアノって難しいし・・・ヘ音記号苦手だし・・・皆様、悩みはそれぞれ違います。
音気楽工房ピアノ科では生徒さんの苦痛や苦手をいかにどう取り除いていくか、その解決法やポイントを生徒さんと一緒に相談しながらレッスンしていきます。
ただ繰り返すだけの練習法やただピアノに向かって指を動かすだけの練習なんてつまらない。
何年やってもなかなか上達しないなど、そういう方にはどういう意識で練習するのか、どういう練習法が一番効率的なのか、そんなヒントやコツもお教えします。
まずは音数を減らした易しく弾けるバージョンから導入。
雰囲気や響きに慣れてから徐々に本格バージョンに挑戦!
そんなレッスンも生徒さんの要望によってお応えします。
それぞれの生徒さんの要望やレベルに合ったレッスンを心がけています。
また、「将来幼稚園の先生になりたいからピアノを習う必要がある」「音楽のコースがある学校のへの進学も考えている」「聴音・ソルフェージュ・楽典が必要だ」などといった声にもお応えします。
また最近ではシニア世代の方々がピアノを始められる傾向が多くあります。
時間に余裕ができたから、いつかピアノを弾けるようになりたいと思ってた、新しい趣味を増やしたい等、ピアノを初めて習うという方も多くいらっしゃいます。
実は皆さんピアノを習い始めて最初に衝突する壁は「指10本を動かすのが意外にも難しい」という事です。
そうなんです。
日常生活で、指1本1本を動かすこと、また右手左手の指を同時に意識的に動かすことってなかなかないですよね?
そんな悩みを解決するために、フィンガートレーニングという指を1本1本独立させて動かすためのトレーニングを導入しています。
ある生徒さんは指をあげることが難しく、音が重なって弾いていたのですが、このトレーニングをとりいれることによって指がよく上がるようになりました。
またある方は、右と左の指が違う動きをするのが難しかったのですが、トレーニングを重ねていくことで1本1本の指に指令がよくいくようになり、前ほど両手でひくのが大変じゃなくなりました。
「今ではピアノが生きがいです」という生徒さんもいらっしゃいます。
ある方は懐かしのあのメロディーをピアノで弾いてみたい!
このクラシック曲が弾けるようになりたい。
クラシックも弾きたいけど、たまにはポピュラーピアノも弾いてみたい。
ポピュラーピアノで自分の好きな曲を弾きたい。
でもなかなか自分のレベルに合った楽譜が見つからないわ。
そんな時にはその方のレベルに合ったアレンジ譜をお作りします。
いま皆さんが知っているピアノ、いったい、いつ?どこで?誰が?何のために?どのように?作られたか知ってますか?
楽器の王様「ピアノ」は18世紀初頭にイタリアはフィレンツェでバルトロメオ・クリストフォリ(1655-1731)によってその原型が作られたといわれています。
クリストフォリは、芸術の発展に大きく貢献した大富豪メディチ家の楽器保管係であり、ピアノの祖先ともいえるチェンバロ作りの職人でした。
彼は爪で弦をはじくチェンバロの音が強弱変化に乏しいことを不満に思い、ハンマーで弦を打ち鳴らす仕組み(アクション)を考え出したのです。
ちなみに、爪で弦をはじくと言えば、紀元前1100年ごろの中国のお琴も、のちの日本のお琴もピアノのご先祖さまなんですね。
この楽器は「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」すなわち「弱い音も強い音も出せるチェンバロ」と名付けられました。
この弱い音というイタリア語が「ピアノ」なのです。
その後ピアノは南国イタリアを離れ、ジルバーマン(ドイツ)やツンぺ(イギリス)、さらにはシュタイン(ドイツ)、ブロードウッド(イギリス)といった人々による改良が重ねられます。
そして、18世紀末頃には現在のグランドピアノの原型と言えるものまでに発展しました。
ピアノはそのあとも次々と改良が重ねられます。
今家庭に普及しているアップライト(縦型)ピアノは1800年にホーキンズ(アメリカ)によって考案されました。
表現の幅を広げる「ペダル」(1783)、敏速で繊細なタッチの表現に欠かせない「二重逃がし止め機構」(1821)。
そして、近代工業化の技術によりピアノの強力な音量をもたらす「単一鉄製フレーム」(1855)など、
新しい技術が次々と導入されていきました。
こうしてピアノは、より力強く、より繊細な音を追求し続けることで発展していったのです。
※「学生の音楽辞典/音楽之友社」引用