ギター・ウクレレ科
講師紹介
ギターってどんな楽器?
ギターの種類は様々で
「クラシックギター」
「フォークギター」
「エレキギター(エレクトリックギター)」などが主に使用され、
様々な音楽ジャンルで演奏されます。
中でも「エレキギター(エレクトリックギター)」は
ロックバンドの花形楽器であり、
またフォーク、カントリー、ジャズなどのジャンルでは
必要不可欠な楽器です。
ギターは、
「ヘッド」「ネック」「ボディー」
という三つの部分からなり、
ちょうど人の形のようになっています。
「ヘッド」には弦を巻く「糸巻きマシーンヘッド」、
「ネック」には指板に埋め込まれた「フレット(金属棒)」が半音の幅になっていて、
弾いた弦の音は「ブリッジ(弦を支える駒)」から「ボディー(共鳴箱)」に伝わり
「サウンドホール(ボディーに空いた穴)」から音が出るしくみになっています。
またエレキギター(エレクトリックギター)には「ピックアップ(マイク)」が付いていて、
弦の振動を電気信号に変化させて、アンプと繋いで音を出す仕組みになっています。
ギター科ってどんなレッスンするの?
まずはギターの構え方です。
座って弾く場合が多いので、椅子の高さが大切になります。
ギターのボディーは、右利きの場合は右足に乗せるので、安定する高さにすることが大切です。
左手でギターの弦を押さえますが、リラックスしたままで、肘は閉じた状態でネックを押さえます。
親指でギターのネックを後ろ側から支えて、残りの4本の指で指板を押さえます。
ここまで出来たら、後は、右手の親指と人差し指でピックをしっかり持って、かき鳴らしてみましょう。
なんだか素敵なハーモニーが鳴り響きます。
まずは、押さえ易い簡単なコードから練習していきますので、
初めての方でも大丈夫!
慣れてきたら、先生と一緒にツインギターでセッションです。
なんだか急に上手くなった気になりますよ!
上級者やプロ志向の方には、
ギターの「ストローク」や「アルペジオ」の基本から、
弾き語りやソロギターに必要なテクニック、
またエレキギター(エレクトリックギター)の
細かなニュアンスを表現する
「チョーキング」や「スライド」「ハンマリング」「プリング」などのテクニックから丁寧に指導していきます。
また「ロックはできるけどジャズは難しくてちょっとなぁ・・・」と思っているあなたも、そんなことはありません!
スケールの使い方や常套句フレーズなど覚えていけば、
ジャズやフュージョン風なギターもこなせること間違いなしです!!
ギターのまめ知識
「ギターは小さなオーケストラ」と言われるのを耳にしたことがある人も多いと思います。
ピアノのように音域は広くありませんが、だいたい約3オクターブ半から4オクターブの音域を持っています。
ギターを含む弦楽器は、弦を共鳴させるために木の実をつけたり、弦を多く張って弦同士を共鳴させていました。
ギターの前進はビエウラやリュート(16世紀~18世紀ヨーロッパ)で、
後の19世紀後半に現在のクラシックギターが形作られました。
ガットギターとも呼ばれて、羊の腸から作った弦を使用していました。
今ではナイロンの素材で作った弦を使用しています。
一方アメリカでは、ドイツ東部出身のギター制作者がニューヨークに渡り発明したギターが、
かの有名なギター製造メーカーの「マーチン」です。
また「フェンダー社」や「ギブソン社」がエレキギター(エレクトリックギター)を開発しました。
本来小音量のギターにピックアップを付けてアンプから音を出して大音量化できるようになりました。
ウクレレってどんな楽器?
ハワイアンはもちろん、ポピュラーなどの伴奏にも軽やかな音色で曲を惹きたててくれます。
初心者の方でも気軽にできるので、
「ちょっと楽器をやってみたいけど自信がないなぁ・・・」
と思っていらっしゃる方には是非お勧めします。
無理なく、簡単な曲がすぐ弾けるようになりますよ。
ウクレレ科ってどんなレッスンするの?
ウクレレは、弦の数が4本で、ボディーも小さいので、小柄な女性や子供でも気軽に始めることができます。
実際にプロのギタリストもウクレレから入った、という人もいるくらいです。
右脇腹でボディーを軽く挟むようして安定させて、左手は人差し指の付け根のところでネックを軽く支え、
親指でネックの裏側に触れて安定させて弾きます。
ギターよりも軽やかで明るい音がしますよ。
ウクレレも、最初は押さえ易い簡単なコードから徐々に増やしていきます。
「何か楽器やってみたいけど、予算的にも音量的にも大きさ的にも、お手軽なものないかなぁ・・・」
と思っている「あ・な・た!!」ウクレレ始めてみませんか?
ウクレレのまめ知識
ウクレレは、ポルトガルの移民船によってハワイに持ち込まれた民族楽器が、
後にウクレレになったと伝えられています。
ウクレレの語源は、「ノミが飛び跳ねる」と言う意味があります。
小柄なウクレレの名人が、目まぐるしく素早い指の動きで演奏する姿に、親しみを込めてそう言ったそうです。
ウクレレは、主にハワイ特産のコアの木を使用します。
大きさも、小さい物から大きい物まで4種類あり、「ソプラノ」「コンサート」「テナー」「バリトン」と名付けられています。
弦はナイロンの弦を使用します。
ギターよりも少ない4本の弦を使用し低い方からG C E A (ソ・ド・ミ・ラ)の音程に合わせますが、
実はGは1オクターブ高く(high G)する事が多く、ダウンストロークの時もハイトーンの響きが軽やかになります。
それが、あの独特のハワイアン・サウンドを作り上げているのです。