旧・音気楽ブログ

ひねくれ者

名画・名物・名所・名曲・名店などおよそ「名」の付くものに拒絶反応が起こる。優れたもの有名なものに対して、この「名」がつくのである。当然、陽が当たっているわけで、注目されて輝いて絶賛される。逆にあまり陽が当たらない物に目が行く。感動を覚える。日陰の雑草であったり、割れて捨てられた茶碗であったリ、観客のいない大道芸であったり、路地裏のラーメン屋であったり・・・。私にとって、「名」のつくものは雑誌のグラビアでいいのである。きれいに写真撮りをされ、素敵な文章で飾られ、それを眺めているだけで満足なのである。見たり聞いたり食べたりしなくても、満足できるのである。実際に感動があるのは、その陰にある物であったり、なんということのない日常の中にあったりするのである。従って、観光地や美術館や料亭に行っても仕方がないのである。所在がない、落ち着かない、速くその場から立ち去りたい衝動に駆られる。

一流は一流を好む。三流は三流を好むのか?私自身が緩い三流だからなのかもしれない。緩い三流、大いに結構。その中で一生懸命やってます!