旧・音気楽ブログ

身分・肩書き

「慶応大学性がまたまた性犯罪」!、とニュースが騒いでおります。騒いでいるあんたらに聞きますけど、慶大生はみんな紳士なのか、人間として立派なのか・・・。私立では確かに一流と言われております。慶応ボーイとかなんとか言われて頭良くてスマートでかっこいいイメージはありますが、所詮生身の人間であり、たまたま受験頑張って合格しただけのことで、入試をクリアする能力があっただけの事で、その人間性までもが評価されたわけではない。
世の中、そういう勘違いが多くて、++だから**だから間違いない!みたいなとんでもない誤解だらけです。一流企業の社員だから、医者だから、先生だから、弁護士だからと、そういう身分だけで「良い人」だと思い込み勝手に決めつける。その逆に清掃員だから、トラックの運転手だから、建設作業員だからと、そういう身分の人が何かしでかすと「アーやっぱり」みたいなことになる。

物の見方、考え方を変えない限りそういう誤解はなくならない。特に日本人はそういう傾向が強い。だから「詐欺」が横行するのだ。身分・肩書でひとを判断するから、そういう人はころりと「詐欺師」の餌食になるのだ。人の何を信じ何を評価するのか、もう一回考え直した方がいい。

きちんと物を見ない、見えない我ら「にっぽんじん!」すでに世界から見放されつつあることにも気がつかない。気がつかないふりをする。世紀末は最初に日本にやってくるのだろう・・・。