道が分かりずらいことがかえって嬉しかったりして、とにかく受付棟についた。
ゲストハウスというんだそうだ。超キレイ。
丸太と自然木を組み合わせた小洒落た建物で、受付にはいかにもそれらしき(ボーイスカウトのような恰好のおじさん?)担当者が笑顔で迎えてくれる。
ようこそフォレスタービレッジへ!横濱の++様でらっしゃいますね。
本日より2泊、コビットスペースご予約の方で!・・・と、とにかく感じよい。
どこぞのホテルのフロントよりよっぽど感じよい。
場内ご案内BOOKによりいろいろな施設・設備の説明を受け、いよいよ指定されたサイトへ車を移動。
ほとんどがテントサイトに車、横付け使用。荷物降ろして運ぶ手間なし。便利やなー。オー、けっこう広いじゃん。
もちろん両隣には別のサイトがありまして、
すでにテントやタープがたっており、
「生活感」?が漂っておりました。
現場検証をした後、
ここにタープ、
ここにテント、
ここにBBQコンロなどと配置を決め、
先ずはタープを張り、
次にテントを張りと、
だんだん我が家ができていく。
コンロを設置し、テーブルを広げ、イスをセット。
イヤー!なかなかみごとな出来栄え!。
ディレクターズチェア(いやーこれはキャンプの必需品ですよ)
に深々と座り込む。
周りの木立を眺めたり、
川のせせらぎを聴いたり、
どこぞから漂ってくる煙をかいだりしながら、
さーて今夜の夕食は・・・などと想いをはせる。
まだ必要のないコンロに早々と火を起こしてみたりもする。
息子は何やらアマゾンで購入した
「火打石セット」なるものを持ち出し
懸命にかちんかちんと石を打ち鳴らす。
さーて、一応の準備ができたところで買い出しに行くかー。
30分ほどかけて地元のスーパーへ。
いやー、田舎のスーパーなんちゅってバカにできない。
なんでもあるは。
にくいことに調味料や食材なんかキャンプ仕様のパッケージが多くあり、とってもありがたい。
今夜はカレーにしましょ!明日の朝食、パン・牛乳・野菜・ハム・チーズも忘れずに!とにかく気分はルンルン。
こういった時間がいっちゃん楽しいのかも・・・
テントに戻り、早速準備開始。
もう一度火を起こす。
息子の火打石、何と本当に火がついた―。
丸めた新聞紙に引火。続いて薪。
いよいよ炎が燃え立ち炭を投入。
やがてぱちぱちと火の粉が飛び始め「火」の良いにおいが立ち込めてくる。
夕闇の中に紅い火が美しい。食材を切りコメを研ぎ、食器を並べ・・・。