旧・音気楽ブログ

私、忙しいんですけど

昨日、あるお宅に伺いました。何しに?・・・ピアノの調律修理の依頼を頂いて、先ず見積りを!ということで伺ったのです。道路が混んでいて10分ほど到着が遅れました。もちろんその旨携帯で連絡済。古めかしい団地の一階にお住いの方で、とりあえず玄関に入り「遅くなってすみませーん」。すると、中年のおばはんがブッチョウズラでいきなり「私忙しいんですけど」。つまり10分遅れたことに腹を立てておられるわけで・・・。「拝見するのに15分ほどで済みますけど、お時間大丈夫ですか?」「ええまあ・・・」。自己紹介をするもほとんど聴く耳持たないかんじ。
てっとり早く、パネルを外して中を拝見。おばさん、私の背後に立ってじろじろ見つめる。知らないうちにそのおばんの娘らしき者も加わって、やーな雰囲気。ひととおり確認して「中のアクションは問題ないようです。調律が10年以上空いてますので音が半音近く下がっています。調律2回必要です云々・・・」「エーアーそうなんだー!良かった―!調律だけで済むんだー!いくらですか―?あと―運送も頼めるんですか―?いつだったらやってもらえるんですかー?いくらですか―?この日だったらどうですかー?他に頼むより安いんですかー?どのくらいやすいんですか?調律は誰が来るんですかー?時間はどのくらいかかるんですかー?このキズって治りますかー?いくらかかるんですか―?・・・・・極め付けが「私、忙しいんですけど」だと・・・