やじろべーのように左右の重さが合っていて右に傾いたかと思うと、同じように左にも傾く。そして、この動作はずっと続く。これがいわゆるバランスということなんだけど、最近の世の中の色んな現象、バランスとれてない。
そもそもバランスを取るという行為は、相手を思いやるところから発生し成り立っているわけで、今の世はそこんところが無視されている。こっちが避ければそれでいい!あっちにの事なんか知らんという感覚。アンバランスの妙味というのもあるけれど、それとは違う。
自由競争の世の中だから、それでいいじゃんと、こうなるわけですが、それではあまりにも一方的、一方通行で、気がついたときに後戻りとかできない。とにかく前へ前へ進むしかない。人間は反省しながら、あるいは後戻りしながら次への展開を考えていかなければならないのに、それがない。できない仕組みになってしまっている。
そうなると、もはや話し合いも何もないわけで、「僕、それがほしいからとるんだもん」「僕、怒ってるからミサイルぶっ放すんだもん」となるわけです。
ばらんす=均衡が崩れると結果は悲劇的な状態になる。小さな例でいうと、夫婦げんか。口きかなくなって、しまいにゃー別れたるー・・・。
指向が自分寄りになることで、バランスなんていとも簡単に崩れてしまう。厄介です。めんどうです。修復に相当なエナジーを使う。バランスを保つのは簡単なことです。相手を思いやるきもちがあればいいんですね!その方が何十倍もハッピーなじんせいが遅れるはずです。
思いやるが重いやるになっちゃーいけませんです!