新聞・ネット・TVショッピングを毎回にぎわしているベスト5に必ず登場するこの二つ。一週間で実感とか3ヶ月で達人とか、極めつけは「驚異の」「今までにない」という宣伝文句。**推奨、**省認定、あるいは++さん(有名人)おすすめ!
グローバル社会の一員として「英会話」は必須です。学校でも小学校の授業必修。英語が話せなければ社会人として通用しない、人間じゃない!みたいな言い方。同じく「毛」が生えて(あえてハゲとは言わないぞ!)いないのは人間としてはずかしいこと、悪いこと。挙句の果てに罪!みたいな言い方。
そして、悩むんです。英語のできない人、毛のない人。死ぬほど悩むんです。しぬほどー?そんな馬鹿な…とお思いになるかもしれませんが、自殺まで考えるほど追い込まれるんです。特に「ハゲ」はいじられる。笑われる。からかわれる。さげすまされる。恋愛の対象から外される。本人が悪いわけでもないのに人格まで否定されたりする。日本はその傾向が特に強い。外国で「ハゲ」がこのような扱いを受けているのを見たことも聞いたこともない。一つの特徴として普通に扱われているし、あるいは「男としてかっこいい」なんという評価まで受けたりしている。同じく英語も、いや英単語と言った方がいいかな。何でも英単語で表現する世の中。意味が分からなかったり、使いこなせなかったりすると、「うっそー」「しんじらんなーい」となるのである。これも諸外国ではそれこそ「しんじらんなーい」現象で。母国語である日本語をないがしろにして、わけのわかんない英単語を羅列、わけのわかんない会話をする。もうびっくり!どころかうんざり。
ここらで「英会話」と「毛生え薬」は一旦停止。何が本当に大事で必要なのか、皆さん!考え直してみようじゃ「ありませんか」「ございませんか!」。(街頭演説でありませんか!と必ず言うAさんVSございませんか!と新発売のSさん。さーどっちだどっちだ)
さてお決まりの結論ですが、乗せられて、煽られて、踊らされて、だまされる日本人、目覚めよ!大和民族の「原点」は何であったのか、もう一度振り返ってみよ!・・・なーんて言ったって、現在まさに繰り広げられている「選挙演説」と同じ。誰も聞く耳持たない。氷雨が追い打ちをかける・・・。