旧・音気楽ブログ

男と腕時計

殆どの男が腕時計をはめています。材質・形・値段・色・機能・右か左かなど様々ですが、とにかくはめている。なぜ?・・・。西部劇のガンマンを思い起こしてください。ブーツ、ハット、ネッカチーフ、ちびた紙巻タバコ、そして忘れちゃいけない「ガンベルト」。これでようやく、表に出られる。出勤できるのであります。恐らくそのガンベルトの名残が腕時計である、と考えます。
男は時間で動いている。生きていることを自覚する。時間を支配することで男の世界が成り立っているのです。(支配されてる人もたくさんいますけど)時間を破ったらどういうことになるのか・・・
デートに遅れたらどんな恐ろしいことになるのか・・・それを知っています。男にとってこの一分一秒が命がけなんです。狩猟民族だった時代のDNAなんでしょうか。それゆえ常に時間を意識することが習慣になっている。女性は時間に縛られることがない。たとえ遅れたとしても、それに対する言い訳とごまかしてナイナイにしてしまう高度なテクニックを身に着けていらっしゃる。「ごめんなさーい・・」でほとんどがナイナイになる。どのように行動しているのかというと、まさに体内(胎内)時計で動いてらっしゃる。従って女性の腕には時計がない。必要ない。

先日一泊で温泉に行ってきました。部屋で浴衣に着替えて、いざ浴場へ。脱衣場で目撃したものは、なんとほとんどの男共が腕時計をしていたんです。その場で外す人もいましたが、そのまんまご入浴。もちろん防水でしょうから心配ご無用ですけど。それほど大事なんです。外すことができないんです。夜、お休みになるときも「したまんま」寝る男、案外多いそうです・・・

男って大変だなー!