この度、わが音楽教室の「防音室」の一部屋を、取り壊すことになりました。組み立てはともかく、分解は簡単だろう・・・と高を括っておりました。
大きさは3,5畳と、たいして大きくない。設計担当のおじさんと私。合わせて123歳のおじんコンビ。もっと体力があるはず・・だった。いやー えらいこっちゃ。とにかく、部材が重い。壁・柱・骨組み・断熱材・エアコン・照明・床材・おおきなガラス窓・・・イヤー、出るは出るは、こんなに多くの材料でできていたんかいな!いたるところネジ。ほこりも舞い散り咳もでる。
2日かかってようやく解体終了。トラックに積み込むのも容易じゃない。経費節減のため、レンタトラックで産廃業者へ持ち込み。
業者さんに頼めば、いとも簡単にあっという間に解体。おそらく半日も掛からない作業なんでしょう。それを見たことあるから、私だって簡単にーとか思っちゃったわけです。やはりプロはプロ(もちはもちや)なんです。確かに自分の仕事(ピアノ調律・修理)に当てはめてみると、そうだよなー!と思いますは。
NHKの番組で、「やってみなくちゃわかんない 大科学実験」とかいうのがありまして、子供と二人でよく見るのですが、ほんと、やってみなくちゃわかんないんです。おそらく、この世の全ての事に通ずるんだと思います。
やっても見もせんデー・・・故、松下幸之助氏の有名なお言葉ですが、全くその通り。言ってるだけのそこのあんた!やってみなはれ!
ちょっとそこのあんた、音楽やってみなはれ、PIANO弾いてみなはれ、PIANO買ってみなはれーーーー!