「禁じられた遊び」という映画がずーっと昔にありました。男の子と女の子が秘密めいた遊びをこっそり・・・決してあなたが想像するような「エロ」ではありませんよー!何が禁じられたかって?私の場合はかれこれ10年以上前にやめた「あれ」です。昨日、とうとうやってしまいました。普段はほとんど飲まなくなったお酒をちょっと多めに頂いちゃいまして(おいしい炭火焼き鳥屋さんは罪です。罪火!焼き鳥屋・・なんちゃって)ほろりと酔っちゃった。思うところ、感ずるところあり、どうにも気持ちが治まらず封印していた「あれ」をコンビニで買ってしまいました。レジに向かい「・・下さい」、と言った声がちょっと震えました。隠すようにポケットにしまい込み、振り返ることもためらわれて、その場を立ち去った。照明に浮かび上がる街路樹の通りをしばらく足早に歩き、路地に入り込むと人通りもなくなる。そっとポケットから「あれ」を取り出し、セロファンを剥き銀紙をちぎって、震える指先で一本つまみ出す。心臓の鼓動が高まる。股間がキュンとする。なかなかつかないライターに苛立つもやがて口中に懐かしい香りが広がると思わず涙ぐむ。唇をすぼめ、ゆるゆると煙を吐いてみる。苦味とほんのちょっぴりの甘味が残る。それでおしまい!何だか少しだけ気が晴れたかな!1本だけいなくなった「あれ」の箱がそのまんま引き出しに入っちゃいました。また、いつかね・・・