人の話を、書いてあることを、流れてくる音声をいったん「自分語」に置き換えていませんか?
あなたがおっしゃってる***ということは―、つまり―+++ということですよねー・・・
この文章***であると書いてあるけどつまり+++ということだよなー・・・
Can you speak engulish?とか言っているがー、つまりーあなたは英語が喋れますかー、ということだよなー・・・等々
ここは音楽教室でもありますので、毎日たくさんの生徒さんがおいでになります。ある生徒さんは、素直にそのまんま先生の指導や模範演奏を受け入れます。自分語に変換しないで先ずは全てを飲み込む。何回かレッスンを拝聴しているとわかるんですが、そおいう生徒さんは、確実にうまくなっている。逆にいちいち突っかかる(ご本人はそんなつもりはないのでしょうが・・・)生徒さん、先生の言ったことを必ずと言っていいほど自分語に変換する。つまりー、そう、この「つまりー」が必ず出てくる。そして・・・今、先生がおっしゃったことは+++ということですよねー・・・となる。模範演奏を聴いてもまた「つまりー」と言ってその通りにやらない!この人、何か月たってもうまくなんねー・・・
この世に生を受けた赤ちゃんが成長していくんですけど、ハイハイがやがて立って歩くようになり、言葉もたくさん覚えてお話ができるようになり・・・純粋に全てを受け入れた結果です。赤ちゃんは、子供は純粋です。素直です。素晴らしい吸収力!だから子供は目覚ましい成長を遂げるのです。ある程度成長すると、子供もやがて「大人」の仲間入り。あほな「大人」になっていってしまう。
あなた! 「つまりー」とか相当言ってるでしょ。言葉に出さなくても心の中でいつも「つまりー」とか思っているはずです。そして行き着くところは、最悪の{でもー・・・」となるわけです。そんな人生におさらばして、もう少し素直になりましょ! えーっ・・・つまり、***ということですかー・・・でもー・・・ですよね!