旧・音気楽ブログ

「群れ」る

日本人独特の「群れる」文化は、世界に理解されるのだろうか?右向け右、左向け左!。軍隊以外に、子供たちにこのような教育を行っている国を知らない。
サー皆さん、ご一緒に・・・。幼稚園からすでに統制されながら成長する。従って号令がないと動けなくなる。自分で判断して自主的に行動することができなくなる。正確でおせっかいなインフォーメーションがないと何もできない、何処へも行けない。
先日、小学校の運動会がありました。外部からもたくさんの方がお見えになるので、特にトイレの場所についての案内版に神経を使ったつもり。矢印を随所に設け目的地まで間違いなく行ける!と思っていたのはこちら側の感覚。利用者からの苦情は、その矢印の間隔が長すぎて、途中で次の矢印を見失った・・・というもの。そうなのかー・・・・。

分からんかったら、その辺の人もしくは生徒に聞けよ!いや、そんなこと聞きたくない。もちろん自分で探すなんてとんでもない。全てが過剰な御ぜん立てに慣れきっているので、ほんのちょっと「ずれ」ただけで何にもできなくなっている。
同じ目的を持った同じ方向の人がいればいいんです。ついていく、流れていく。そして、こういう所に「群れる」ことの欠陥がでる。あの悲惨な大戦の時も、誤った情報でそれに群れたことで、たくさんの人が命を落とした。あっちに逃げろ―!と言われて何も考えずにそちらに向かって焼け死んだ。

外国の方の意見・考え方が正しいなんていうつもりはない。しかし、外人から見てこの日本人のいろんな「奇異」に見える行動や思考。どのように映って見えるのか、なぜそのような行動をとるのか思考をするのかなど、客観的に見つめてみようではあーりませんか(安倍さんの得意な口調)。

私個人の見解。やっぱ、おかしいでしょ!