旧・音気楽ブログ

かわいいやつ

先日実家で飼っていた鳥が天国へ行きました。
オカメインコという中型インコで13歳でした。
だいたい15年くらい生きるようです。
私が大学生の時から飼い始め、溺愛しておりました。

鳥と言えど侮れず、インコは賢いです。
喋るインコもいるくらいですからね。
家のはしゃべりませんでしたが、意思の疎通ができるかわいいやつでした。

私がリビングから出て行くと「どこ行くの?」と「ピュ?」と鳴き、
私が戻ってくると「遊ぼう」とばかりにピューピュー鳴きます。
毎晩カゴから出して遊んであげるのですが、毎日出す時間が近づくとソワソワし始め、
それでもこっちが無視していると、「早く出してよ!遊んで!」と必死に鳴き騒ぎます。

出したら出したで、私の身の回りの物や着ているものをガジガジ噛んだり、
頭を撫でてと、私の頬に頭をつけてせがんできたり、(これオカメインコの習性)
はたまた遊び疲れると、私の肩の上に乗ったまま寝てしまったり。

遊び終わった後は、カゴに入れるのに一苦労。
でも少し大人になってきた頃には、カゴの扉に乗せて「もう寝る時間だから入って」と言うと
「もう入るの?」とまだ遊びたそうな顔をして横目で私を見ながら、きちんと自分でカゴに戻るようになりました。

私の癒しであり、私の良き遊び相手でもありました。
飼い始めるその日から、「いつかはお別れの時がくる」と分かっていても、
やっぱり寂しいものですね。

本当にかわいいかわいいやつでした。

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