できないことばかりを言う。・・だからできない、無理―!。めんどくさいこととか自分に不利益な事とかを、なんやかんや理由をつけてやらない。
小学校のPTAの役員の方からの呼び出しがあり、本日出頭して参りました。役員室に2名の選考委員の方がいらっしゃって、その正面に着座。何か取り調べを受けるような雰囲気。そのまんまをお二人にお伝えしたところ、みんなで思わず笑っちゃいました。よしよし、これでいい雰囲気になったかな。
さて、本題は何か。分かっているよ、実は。何らかの役員をやりませんかということでしょ?。5名の役員が必要で4名はほぼ決まりました。ただ、肝心な会長職が決まっておりません、とのことです。はー、多分そんなことでしょな。シーンっとちょっといやな緊張感。職務の内容については複数の方にご理解を頂いたのですが、「檀上でしゃべる」というところで皆様尻込みをされ、未だにお願いできない状態です、とのことです。新年度の挨拶、運動会でのあいさつ、他校との懇親会でのあいさつ等々、年間七~八回の挨拶があります。それがネックになって、引き受けてくれる人がいない。もちろん会長の職務はそれだけではないと思いますが、とにかく檀上は嫌だ!とみなさんおっしゃる。
そうかもしれません。緊張しますよねー。私だって同じです。でもそれが大事な職務だとすれば単純にやればいいことだけで、そこで自分のデメリット感を優先させるからできない!ということになるんです。嫌なこと、苦手なことはやらない。損得で言えば、自分が損するからなんですね。
もう少し考え方を広げて会長職というものが、それもPTAの中の一つの役割だと思えば、特別な感情を持つことはないと考えます。役員は誰かがやらなければならないわけで、基本はやりたい人優先です。それでも人選がうまくいかないときは、推薦とか打診とかで選出、捻出?する。私が今回引き受けようと思ったのは、自分に出来る事だったからなのかもしれません。そういう年齢になったからなのかもしれません。できない=能力がないことで迷惑をかける、ということはやらない。何とか頑張ってやれそうだ=少しでもお役にたてそうだ、と思うことはやる。
自分の人生の中、小学校に関われるのはこれが最後です。残り2年間ですが、思いっきり関わっていこうと思いを新たに致しました。人生そうは長くない。おそらくチャンスという物はそう何回も訪れるものではなく、巡り合ったその時がそれこそチャンスなのだと思います。まだまだ先の長い時間をお持ちの方にはそう思えないことでしょうが、この齢になり分かったことがそういうことです。出来ること、出来そうなことはやってみよう!